私自身のこと

「頑張らないと価値がない」と思っていた昔の私へ

kokoni-aruu

こんにちは、アルナです。


「頑張らないと価値がない」
そう思っていたりしませんか?

私自身、そう感じる瞬間がたくさんありました。

頑張っている時にだけ、誰かの役に立っているような気がする。
頑張っていないと、サボっているような、取り残されているような感覚になる。

そんな思いに、静かに飲み込まれてしまいそうになる日もあります。


でも、少しずつ気づいてきたことがあります。

それは、「頑張っていない自分」だと思う時、果たして本当に「頑張っていない」のか?ということ。

そもそも、「頑張らないと価値がない」と思っている時点で、もうすでに「頑張っている」のではないか?ということです。

「頑張っていない」ってどんな状態?

「頑張っていない」と感じる時、それはきっと「動けていない」時かもしれません。

例えば、

  • 寝てしまった
  • やろうと思っていたのにやれなかった
  • 楽しむためではなく、ただなんとなく過ごしてしまった

そんなとき。

でも、そのときの心の中には、

  • やらなきゃと思っているのに、動けない焦り
  • 誰かと比べて感じる無力感
  • それでも何かしようとしている小さなエネルギー

そんなものが、確かにある。

これって、心はすでに精一杯頑張っているのかもしれません。

「頑張らないと価値がない」と思っている時点で、現状をなんとかしたい、とあがいているのではないでしょうか。

私が考える「頑張る」の順番

これは、今の私が持っている一つの考え方、「頑張る」の順位です。

  1. 生きること
  2. 自分が幸せであること
  3. 他者(家族や友人を含む)に貢献すること

「頑張らないと価値がない」と感じた時は、まず1位の「生きる」ことを守ってほしい。
”しっかりと生きる意志がある”ことは、”頑張っている”ことです。当たり前なんかじゃない。
子育てしている人は、”子どもを生かすこと”もここに含まれるかもしれません。
だけど順番は、「自分→子ども」です。
自分が生きていないと、子どもは生きられません。

そして、生きることができているなら、次のステップ。
2位の「自分が幸せであること」を考える。

もちろん、他者に貢献すること、相手に喜んでもらえるような行動をすること、が自分の幸せに結びつく場合もありますよね。
子どもを見ていると、他者貢献をしたいという気持ちは、生まれながらに備わっているものなんだろうと感じることもあります。
でもそれは、相手が嬉しいと私も嬉しい、と思える余裕あってこそ。
自分が大切にされているからこそ、生まれた感情かもしれません。
だからこそ、悩んだら、”自分が幸せであること”を優先してほしいと思います。

そして最後が、3位の「他者に貢献すること」です。
私たちが、わかりやすく”頑張っている認定”できるのは、この”他者貢献”ができていること、かもしれません。
でも、あくまで3位です。土台をしっかりさせることが、一番大切なのです。

「今自分はどの段階かな?」と考えるきっかけにしてもらえたら嬉しく思います。

やってみよう:小さな気づきのワーク

問1)最近「頑張っていないな」と思った時間、何をしていましたか?

例)

  • ただ横になっていた
  • 音楽を聴いていた
  • 子どもと過ごしていた
  • 何もしていなかったけど、ちゃんと呼吸はしていた


問2)それは、”頑張る順位”の何位に入りますか?


できれば紙に書いてみてください。なぐり書きでも構いません。
実際に私が書いてみたものも載せておきます。

問2の順位の部分、
「2位に入るかどうか?」
「もしかして、長い目で見ると実は3位に入っているんじゃない?」
選択に悩むかもしれません。
でも、誰に見せるわけでもないもの、自分が心地良い方でいいのです。

このワークの目的は

「なーんだ、頑張っているじゃない」

と気付くこと。

それだけです。

最後に

「頑張らないと価値がない」と思っていた昔の私へ

今でも、そう感じてしまう日はあります。
でも、あの頃を振り返った時

「必死にもがいていたなぁ」
「あの頃頑張ってくれたから、今があると言えるよ」
「頑張っていなかったと思える日々も、確実に、無駄ではなかったよ」

そう思えるのです。

だから、大丈夫。
そのままで。


今悩んでいる、あなたに、少しでも伝わっていると嬉しいな、と思います。

読んでくださりありがとうございました。

ABOUT ME
アルナ
アルナ
兼業ブロガー
4歳と2歳の子育て中。 日々の忙しさに飲まれそうになりながらも、子どもとの時間、自分の気持ちを大切にしたくて「ここあるブログ」を始めました。 「心を整える育児ライフ」をテーマに、イライラした日、うまくいかなかった日、でも最後に「まあ、今日もよくやった」と思えるような暮らしを目指しています。 共感してくれる方に、そっと寄り添える言葉を届けられたらうれしいです。
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